社長メッセージMessage

現場に立つ。そこから、
最高のサービスが生まれます。

代表取締役渡辺 泰男

頤和園は、四川、上海をベースに本格中国料理をご提供しています。5店舗それぞれが料理屋であって、チェーン理論的なものはなるべくなくして、地域に根ざした料理屋として自立できるようにと考えています。

私は、時間の許す限りに現場に立つことで、お客様の声を代弁し、そのご要望に対して最高のサービスを提供すること、時代の流れに合わせてお店も変化し続けることを常に意識して、仕事をして参りました。それこそが経営理念であり信条だと考えています。自分が楽しくないお店は、社員も楽しくないと思います。一緒に働いていると、お客様の声が聞こえて、どうしたら喜ぶか、何をもってお客様はうちの店に来てくださっているかがわかるのです。

現在、東京と福岡に5店舗ありますが、例えば霞が関店などは、ビジネス街で、だいたいいつも同じお客様にご来店いただいております。だからお客様のお顔や会社名も覚えやすい。また、お客様も私たちのことを覚えてくださる。それが、ビジネス街のいいところです。

今後の展望としましては、まず新店(京橋店)オープンに向けて、スタッフ全員の力を結集して臨みたいと思います。その後、既存店舗に関しては常に新しいことにチャレンジしながら、既存店舗としての成熟度を高める努力をしていきます。

さて、日本の外食産業の国内需要は、縮小傾向にあることは周知の事実だと思います。雇用に関しても人材の確保がままならない状況に直面しています。今後、優秀な人材を確保するためには、社内環境や福利厚生をこれまで以上に充実させ、求職者の方に「頤和園で働きたい!」「頤和園で成長したい!」と思っていただける会社にしていかなければなりません。そのためには今後もお店を繁盛させ、地に足をつけ、景気の循環に関わりなく、継続的に成長し利益が上がっていく強いお店であり、企業にしたいと思っております。